2016年11月19日土曜日

【クラウドファンディング】郵便局の払込取扱票による振込でも支援できます!


クラウドファンディングでの支援が技術的に難しい方は、ゆうちょ銀行への振込で同じ内容の支援を行なうことができます。
一旦「みんなのデータサイト」の口座に皆様からお振込いただいた金額を、事務局があらためてクラウドファンディングに代理で振り込み直す方法です。
この方法で支援をしてくださる方は下記口座へお振り込みください
(〆切:12/31(土) 21:00)
→お振込後、事務局による手続きが必要なため、クレジットよりも早い年内の〆切となります。


★郵便局備え付けの青い用紙でお振り込みください。
<振込先>ゆうちょ銀行
口座番号:00100-7-0729477
口座名義:みんなのデータサイト運営委員会

★振込金額:1,000円、3,000円、10,000円、30,000円、100,000円からお選びください(その他の金額はクラウドファンディング対応の対象外になります)
※振込手数料は支援者にてご負担願います。

★通信欄に必ず「クラウドファンディング」と明記ください。

★住所、氏名、電話番号、メールアドレスを必ず明記ください。 
 お礼(リターン)送付の連絡のために必要です。

プロジェクト内容、支援金額ごとのお礼の内容など、詳しくは、https://moon-shot.org/projects/minnanods-mapをご覧ください。


2016年11月8日火曜日

【お知らせ】クラウドファンディングが始まりました! ご支援よろしくお願いいたします

11月8日(火)から、クラウドファンディングをスタートしました。
来年1月11日までに、土壌プロジェクトの活動資金200万円をご支援いただく目標です。ぜひとも、拡散、応援をよろしくお願いいたします。

詳細はこちら→ https://moon-shot.org/projects/minnanods-map

ご支援いただいた方へのお礼(リターン)として、現在採取ステージの最終章を迎えつつある、土壌プロジェクトの採取データを減衰補正し、「2011年3月21日換算の沈着したベクレル量推測マップ」など今回のクラウドファンディングにご支援いただいた方限定のスペシャルなお礼を用意します!

2014年から続けてきた 東日本土壌ベクレル測定プロジェクトの集大成を世に送り出すまであと一歩! 必要な資金を調達し、しっかりとしたデータをお見せできるように頑張っていきます。
どうぞ応援をよろしくお願いいたします。


2016年11月5日土曜日

【11/20・新潟】「村上直行さん講演会」開催のお知らせ

新潟県のあがのラボ代表で、第1種放射線取扱責任者でもある村上直行さんによる、土壌汚染、放射能について学ぶ講演会が開かれます。
是非ふるってお申し込みください。詳細は添付チラシをご参照ください。

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いのち・原発を考える新潟女性の会 福島とともにシリーズNo.35

第56回学習交流会
〜村上直行さん講演会〜
5年後の土壌汚染の実態
いまさら学ぶ 放射能・内部被ばく・セシウム汚染

日時: 11月20日(日) 13:30〜16:00
会場: クロスパルにいがた 4F402
    新潟市中央区礎町通3ノ町2086
    TEL 025−224−2088
    資料代:500円
主催: いのち・原発を考える新潟女性の会




2016年9月2日金曜日

【お知らせ】LUSHチャリティポットにて土壌プロジェクトを宣伝・応援いただいています

みんなのデータサイト・土壌プロジェクトは本年度、
フレッシュハンドメイドコスメティックス「ラッシュジャパン」様の「チャリティバンク」という助成を受け、測定費用や採取講習会などの費用に充てさせていただいております。

ラッシュでは、「チャリティーポット」というハンド・ボディローションの売り上げ全額を寄付金として活用しておられるそうです。

「チャリティーポット」の商品ラベルに、LUSHが助成しているプロジェクトを紹介するラベルを貼って販売。
もちろん、私たち土壌プロジェクトも紹介していただき、現在、店頭で販売されております。

ぜひ、LUSHの店舗にお立ち寄りいただき、「チャリティーポット」
(ハンド・ボディローション)をご覧・購入いただけましたら幸いです。

★こちらが今回のみんなのデータサイトのラベルです↓↓↓



詳しくは、ラッシュジャパンのホームページをご覧ください。
→ https://www.lushjapan.com/article/charity-pot-supports

LUSHジャパン様のご支援に心より感謝申し上げます。


以下、ラッシュ様ホームページより抜粋
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■『ニュー チャリティポット 』による支援
社会の問題を根本から解決するような活動をしている小規模な草の根団体を支援すること、消費税を除く売上げの全額を支援することをポリシーとして、ラッシュはチャリティ活動を続けています。社会のためにできるチャリティのプログラムはないだろうか。たくさんの議論の末に生まれたのが売上げの全額が寄付となるボディクリーム『チャリティポット』です。2014年には原材料にもよりこだわったハンド&ボディローション『ニュー チャリティポット』にリニューアルしました。
2007年の『ニューチャリティポット』発売開始以来、日本では4億6千8百万円を小規模な草の根団体に助成・寄付してきました。(2016年7月末現在)ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。『チャリティポット』は現在世界35か国で販売されています。自然環境の保護、動物の権利擁護、人権擁護・人道支援のために必要なアドボカシーを行うことは私たちの責任です。日本では、復興支援活動への継続的な応援も引き続き行っています。
また『ニュー チャリティポット』の商品ラベルを定期的に更新し、これまでに助成を行った団体をご紹介しています。商品ラベルをご覧いただくことで『ニュー チャリティポット』の売上げがどのような活動に繋がってきたかをご確認いただく事が出来ます。
--------ラッシュジャパンホームページより抜粋ここまで



2016年8月31日水曜日

【土壌プロジェクト】近況:2300検体を超えて参りました!ご協力に感謝いたします


皆様のご協力によって、東日本土壌ベクレル測定プロジェクトの検体が、2300地点を超えました。
http://www.minnanods.net/soil/pref17_colored/map17.html
一点一点のポイントが、わざわざ手掘りでほっていただき、必要事項を細かく記入していただき送付していただいたものです。
測定室で受け取った後、測定をし、項目の多いデータ入力をし、それで初めて、ウェブサイトの地図上の1つの点として表示されるという流れです。
非常に貴重なデータとして、これらの土壌データがあります。
ご協力いただいているすべての方々に感謝いたします。
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最近のめぼしい進展は、
群馬県や、新潟県や、秋田県です。
広範囲に採取測定してくださり、ありがとうございます!!
高い数値も、低い数値も、その場所(地域)の現状を知るデータとして、有効です。
少しでも多くのデータがあれば、より詳細に見えて参ります。
引き続き、空白域の採取のご協力を宜しくお願い申し上げます。



↑上記ページへアクセスしていただくと、このような見かけの17都県分のマップをみることができます。
各都県をクリックすることで県ごとを大きく表示することができます。


2016年7月14日木曜日

【はかーる・さっぽろより】4周年記念イベントのご案内

さっぽろの市民放射能測定所はかーる・さっぽろは設立から四周年を迎えます。

今年の特別講演講師は、原子力市民委員会委員として、また、みんなのデータサイト運営委員としてご活躍中の大沼淳一さんを再びお迎えして、お話を伺います。
東京電力福島第一原発の事故から6年目を迎えた放射能の拡散の問題、東日本土壌プロジェクト、低線量長期被ばく問題、β線の測定など、市民生活に密接した放射能問題について幅広くお話しいただきます。どうぞご期待ください。
また、はかーる・さっぽろ活動報告は、わらびプロジェクトなど最新の測定結果を中心に報告いたします。

● はかーる・さっぽろ活動報告 (13時30分より)
2015年測定活動や事業報告、わらびプロジェクトや苫小牧土壌プロジェクト報告と発表など

●特別講演「東京電力福島第一原発事故から5年 日本各地で今起こっていること」(15時より)

日時:7月17日(日)午後1時30分~午後4時30分
場所:札幌市教育文化会館 4階講堂 札幌市中央区北1条西13丁目
資料代:500円 問い合わせ:090-7055―6729 富塚

FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/1607353169556448/


2016年5月26日木曜日

【新規参加】「HSF市民測定所・深谷」が加わりました

このたび、「HSF市民測定所・深谷」(埼玉県・深谷市)が新たにみんなのデータサイトに加わりました。

測定室紹介ページはこちら
→ http://www.minnanods.net/labs/fukaya.html

「HSF市民測定所・深谷」では、埼玉園内の公園等の空間放射線量マップを配布しています。
http://hsfnet.jimdo.com

ぜひ一度ご覧ください。

【新規参加】「アイメジャー信州ラボ」が加わりました

みんなのデータサイトに、アイメジャー信州放射能ラボ(長野県松本市)が新たに加わりました。
測定室紹介はこちらのページです
→http://www.minnanods.net/labs/ishl.html

アイメジャー信州放射能ラボは、2011年12月に長野県にて開所&始動した、民間企業による放射能測定事業拠点です。現在、ゲルマニウム半導体検出器や、日立アロカのシンチ式ガンマ線サーベイメータを所有し、食品放射能測定や住宅や乗用車の空間線量率の計測委託業務を請け負っております。お気軽にお問い合せください。
twitter アカウント @ishl_20111213 




2016年5月25日水曜日

【6/25・26千葉南部】土壌採取講習会の開催に協力いただけるグループ・個人を募集しています

「6月25・26日千葉県南部の土壌採取講習会実施のお願い」

4月以降、新しい「空白域の採取」ルールにのっとって、
各地で土壌採取をお進め頂きありがとうございます。

事務局でも4月以降、栃木・群馬・新潟での採取講習会を重点的に実施し、
少しずつ空白域における採取の輪が広がり始めていることを実感しています。

6月25・26日に事務局の主催で千葉県南部で採取講習会を実施したいと考えております。
そこで、講習会実施の受け皿になって頂ける方を募集します。お願いしたいのは、採取講習会の場所を確保して頂くこと、地域に呼びかけをして頂くことです。
部屋代などかかる費用の一切は「みんなのデータサイト」で負担しますので、
一時的に立替をお願いできればと思います。

ご協力いただけるかたは、事務局へご一報いただけましたら幸いです。
千葉県北部に続いて、南部の土壌汚染についても空白域を埋めて頂けたらと思います。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

※青森県、秋田県、山形県でも7月実施が出来ればと思います。
その他の地域の場合でも、どうぞ事務局までお問い合わせください。

2016年5月13日金曜日

【メディア掲載】朝日新聞海外版に土壌プロジェクトが紹介されました

朝日新聞海外版で、みんなのデータサイト「土壌プロジェクト」をご紹介いただきました。
http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201605060006.html
ぜひ、海外の方々に記事をご紹介ください!



みんなのデータサイトは、英語版サイトもあります。
http://en.minnanods.net
今年は、英語版を充実させていきます。
あわせてどうぞ宜しくお願い致します。

2016年5月12日木曜日

【わらびプロジェクト】 さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ

 昨年、「はかーる・さっぽろ」で測定した北海道札幌市産わらびより9.42Bq/kgのセシウム137が検出 (セシウム134は不検出) したことから、今年は北海道各地のわらびを測定して検証するという 【わらびプロジェクト】 がスタートしました。

 わらびの検体を募集しておりますので、北海道在住で協力していただける方がいらっしゃいましたら、「はかーる・さっぽろ」代表の富塚さんまでご連絡をお願いします。

また、連絡先については、下記Tweetを参照してください。

 

2016年4月18日月曜日

【メディア掲載】土壌プロジェクトを取材いただきました(朝日新聞)

2016年4月17日朝日新聞(電子版および、福島中会版朝刊25ページ)で、当会の土壌プロジェクトについてかなり丁寧にご紹介いただきました。これからさらに、まだ採取の進んでいない地域の採取測定を進めていきます。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

画像の掲載許可をいただきましたので誌面もご紹介します。
☆電子版はこちら→ http://www.asahi.com/articles/ASJ414S44J41UGTB00Y.html

☆特集「東日本大震災5年 ふくしま」→ http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW20160418071450001.html






2016年4月13日水曜日

【新規参加】「那須希望の砦」が加わりました

栃木県那須市の「那須希望の砦」が加わりました。
測定室情報はこちら→ http://www.minnanods.net/labs/nasukibou.html

★クラウドファンディング応援のお願い
那須希望の砦は、2011年5月より、栃木県北で放射能から子どもを守ることを目的に活
動しているグループです。
空間線量測定、食品等の測定、各種調査(除染方法、移行係数、栃木県北の地面表面の
汚染状況など)を行なっています。活動内容は、HP、Facebookをご覧ください。
http://nasutoride.jp/
https://www.facebook.com/nasukiboutoride/
今後、栃木県北のホットスポット調査をするため、ホットスポットファインダー(HS
F)の購入を計画しています。
現在、クラウドファンディングで資金集めを行なっております。
目標達成まで、もう一息の所まで来ています。
どうか、皆様のご支援をいただければ幸いです。
詳しくは下記をご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/nasutoride


2016年4月10日日曜日

第2回土壌プロジェクト報告会でのご質問への回答

去る3月27日に行われた東日本土壌ベクレル測定プロジェクト第2回報告会にて、質問をいただきながら、時間の関係上、回答があまりできませんでしたので、会場でお約束申し上げた通り、Web上で回答させていただきます。
よろしくお願いいたします。
 文責:みんなのデータサイト事務局長 石丸

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■ご質問:日本海側に旅行に行った時、公園などの土を採取するのも可能か?

 回答:公園は基本的に採取許可を取っていただくことを原則としております。お手数ですが、許可をお取りいただいてからお願いいたします。

■ご質問:地権者のOKがあれば私有地でもいいか?

 回答:地権者の許可があればもちろん問題ありません。また100m四方を四捨五入して表示いたしますので、よほど大きな土地でない限りは、採取場所の詳細特定はできない形で公開しております。ぜひ、積極的なご採取をお願いいたします。

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■ご質問:畑など耕したところでは5cmでは意味がないのでは?

 回答:はい。基本的に手つかずの場所の採取をお願いしております。耕している場合は、数値が低くなっており、事故後できるだけそのままの土壌を測定する、という要件にあいません。

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■ご質問:厚労省や地方自治体の持っている土壌測定データとの相違などはあるのでしょうか?

 回答:地方自治体が発表するデータと土壌プロジェクトのデータは、概ね近いような範囲の値を示すことが多いように伺えます。ただ、同一地域内でも、採取場所や条件で数値に一定のばらつきがありますので、あまり細かい数値での比較はそれほど意味を持ちにくいかもしれません。広い範囲で見ると、やはりかなり様々な傾向が見えてまいります。土壌データは基本的に文部科学省や環境省の管轄であり、田畑は農林水産省の管轄となっています。厚労省は食品データを多くの積み上げてきています。

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■ご質問:セシウムがOKでもストロンチウムが高くてセシウムで安心してしまいストロンチウムを多く摂取してしまっている可能性がありますが、ストロンチウムの今後の測定をしていく予定はありますか?

 回答:放射性ストロンチウムの測定は非常に困難なものであり、みんなのデータサイトとしては取り組むことが難しいと考えております。データサイトには参加しておられませんが、いわきの測定室「たらちね」さんでストロンチウム測定を行っておられることはとても素晴らしく、また稀有なことです。ぜひ、たらちねさんの活動をご支援、ご注目ください。また、乳歯を集めて放射性ストロンチウムを測定するプロジェクトを、みんなのデータサイトに参画しているC-ラボの大沼ご夫妻も関わられて、準備されつつあります。そちらもあわせてご覧下さい。
 基本的に放射性ストロンチウムは、大体の地域において、これまで見られているデータでは、放射性セシウムに比べて100分の1から1000分の1ぐらいの傾向が見られています。ただ、ごく近場の地域や、海への放出など、まだまだわからない・検証が足りていないことは多々ありますので、ぜひ、たらちねさんや乳歯測定のプロジェクトのご支援・ご注目をお勧めいたします。
http://minnanodatasite.blogspot.jp/2016/04/c.html (乳歯保存ネットワーク)

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■ご質問:プロジェクトの最終形はどのような形になりますか?

 回答:東日本17都県をできるだけ網羅する形でマップ化し、Webのみならず紙のマップにも落として行きます。そのデータから見えてくる傾向をグラフやその他の表現で可視化してまいります。チェルノブイリとの単純な比較はできませんが、仮の比較は行い、参照点として行きます。海外にも情報を発信していくことを準備しています。補完プロジェクトとして、マイクロホットスポット測定のプロジェクトも行ってまいります。

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■ご質問:このデータを見る人が、例えば汚染が低いので安全だと思ってしまう危険性についてはどのように考えておられますか?数センチずれただけで全く値が変わるということも、併せて伝えていく必要はないのでしょうか。

 回答:データを見て、簡単に安全危険の判断をすることは難しいかもしれません。東日本の多くをカバーするという大きなプロジェクトであり、採取地点はまばらなので、あくまでも個々の数値は参考値の域を出ません。その数値がその地域を代表する数値だとも言い切れません。ただ、そのような値を示す土壌汚染があった、ということの事実とはなります。その値が高ければ高いほど、やはり諸々の注意や対策が必要になってくるかと思われます。
 低い数値を見て安全と思う危険性、というのは、データの最終的なご判断はどうしても各自に委ねられてしまいますので、そのようにご判断される方がおられることも避け難いことかと思います。みんなのデータサイトでは、多くのデータを公表させていただいておりますが、数値の判断をこちらですることはできるだけ控え、できる限り正確に測った数値を、データの中立性を保ちながら公表していくという姿勢をとっております。危険と判断される方も安全と判断される方もおられますが、みんなのデータサイトとしてできることは、できるだけ正確に測定したデータを多く公表させていただき、判断の材料を増やす、ということかと考えております。

 採取場所によって数値がかなり違ってしまうことがあるのは、おっしゃるとおりとても大事な視点です。我々のプロジェクトでは、採取講習会などではそのようなこともお伝えしておりますが、Webなどでももっとその点をお伝えする必要があると以前より思っております。ご指摘をありがとうございます。

2016年4月4日月曜日

【名古屋C-ラボより】乳歯保存ネットワークのご紹介

名古屋C-ラボの大沼章子さん(みんなのデータサイト共同代表)、
大沼淳一さんも運営委員として名を連ねている「乳歯保存ネットワーク」のご紹介です。




福島原発事故によって放出された様々な放射性核種のうち、
事故後5年を経過して、最も警戒すべき核種は、セシウム137134
そしてストロンチウム90です。ストロンチウム90は半減期が29年と長く、
しかも骨に沈着して内部被曝をもたらし、
生物学的半減期はほぼ一生という危険な核種です。


しかし、政府も東電もストロンチウムについては測定が難しいことを言い訳にして
ほとんどデータを出していません。







骨に沈着したストロンチウム90の測定には、乳歯を溶かして測る方法が最も適しています。

福島事故の時にお母さんの胎内にいた子供たちの乳歯が今年から抜け始めます。
エナメル質は主に胎内で形成されるので、この子供たちの乳歯のデータはとても重要です。
また、それ以前に生まれた子供たちや汚染がなかった地域の子どもたちの歯も対照群として重要です。
東海地方では乳歯1本のストロンチウム90の測定が出来る研究所の設立も検討されていますが、
まずは、乳歯の保存運動が先行して立ち上がりました。
その発足集会が326日に岐阜市で開催され、
映画「真実はどこに」のヴラディーミル・チェルトコフ監督が基調講演をしました。


◆乳歯保存ネットワーク
 詳細は、乳歯保存ネットワークのホームページをご覧ください。



2016年4月3日日曜日

【4/17・長岡市】土壌採取講習会のお知らせ

新潟県長岡市にて 採取講習会を行います。
ぜひお誘い合わせの上 ご参加ください。

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「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」土壌採取講習会 @長岡市

日時:4月17日(日) 午後1時30分〜(開場午後1時)

場所:まちなかキャンパス長岡 5F交流ルーム
長岡市大手通り2-6フェニックス大手イースト (0258-39-3300)
JR信越線「長岡駅」下車大手口徒歩5分


内容:土壌の採取法(ポイントの選び方、採取範囲、夾雑物の除去、記帳の方法、GPSを用いた地点の特定法)を学びます。

講師:石丸偉丈(みんなのデータサイト事務局長・こどもみらい測定所代表)、 小山貴弓(みんなのデータサイト実務グループ)

皆さんの力で、新潟県のデータ空白地帯を埋めましょう!
参加費無料!


お問い合わせ:niigatadjp@gmail.com
080-3208-6563 (村上/あがのラボ)

【4/16・新潟市】土壌採取講習会のお知らせ

新潟市で土壌採取講習会を開催します。
お誘い合わせの上ぜひご参加ください。

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「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」土壌採取講習会 @新潟市

日時:4月16日(土) 午後1時30分〜(開場午後1時)

場所:西新潟市民会館(小針青山公民館)3F研修室
新潟市西区小針2-24-1 (025-230-1071)
JR越後線「小針駅」下車徒歩15分

内容:土壌の採取法(ポイントの選び方、採取範囲、夾雑物の除去、記帳の方法、GPSを用いた地点の特定法)を学びます。

講師:石丸偉丈(みんなのデータサイト事務局長・こどもみらい測定所代表)、 小山貴弓(みんなのデータサイト実務グループ)

皆さんの力で、新潟県のデータ空白地帯を埋めましょう!
参加費無料!

お問い合わせ:niigatadjp@gmail.com
080-3208-6563 (村上/あがのラボ)

2016年4月1日金曜日

第2回土壌プロジェクト報告イベントレポート2(3/27開催)「3.11後の想いの桜」コメント

3/27のイベント時に、「3.11後の想いの桜」という企画をしました。

参加した皆様にとって、3.11後に想うことはなんでしょうか?桜の木に想いの花を咲かせてみませんか?
一人ひとりの想いと力を合わせていけたらとの思いで企画しました。

イベントの中では、残念ながら皆様から頂戴したメッセージを紹介する時間がなくなってしまいましたので、こちらで紹介させていただきます。





◯ あの直後の数日は、新宿のネオンも消えたのにー
 みんな忘れるのが『早過ぎ』 次の事故が起きて後悔するなよーー

◯5年目の桜の季節です。 
 5年経って良くなりましたか? 深刻になりましたか?
 行きやすいですか? 生きづらいですか?

◯ 「市民力」が希望♥️ M

◯「子どもを守る」ために学んでいこうと思いました(K)。

◯ 3.11で失われたいのち、そして 与えられたいのち。
 そのどちらにも大きなお役目があるのだと感じています。
 わたしたちひとりひとりにできること、みんなで光をめざすこと。(NE)

◯ 安心して暮らせるようこれからも微力ながら活動していきます (M)

◯ 分断の種を蒔くのをやめて、もう一度つながり合って、
 光の差す方向へみんなで一緒に歩みましょう!(K)

◯みんなが明るく住める日本にしていきたいですね

◯ 事実をありのままに見つめて、向き合っていきたい。(N)

◯測ります〜♥️

◯2度と同じことを繰り返さないためにも、力を合わせたい


◯ 再稼働を許さないために知りましょう。
 何が起こってきたのか、あの日何が起こったのか、そして
 今何が起きているのか。
 測る・知る・行動する 
 みんなでネ♥️ (T)

◯ こどものことを最優先に考える社会へ (K)

◯6年目 考え続けます。 行動します。


















ご協力くださった皆様、ありがとうございました。


第2回土壌プロジェクト報告イベントレポート1(3/27開催)


開催日時: 2016年3月27日
場所: 慶応大学三田キャンパス
参加者数: 約70人









 

1)土壌汚染、こうわかってきた!

   これまでの調査結果を公開・解析の発表

原発事故による放射能の流れについて(名古屋C-ラボ 大沼章子さん)
2011.3.113.21の間に福島から流れた放射能汚染について
何が起こったか、現在はどんな状況か、福島第一原発からの放射能の放出量、どのように伝えられたか、SPEEDI・米国・ドイツ・日本政府(土壌調査など)を紹介。身の回りの放射能汚染度が、SvBq/2ではわかりにくい!
濃度表示(Bq/kg)で知ろう。今居る場所の汚染度をベクレル(Bq)数で知ろう!各種データからの分析、チェルノブイリ移住法による比較などを行った。

「山梨県の測定データと地形の相関関係について」(町田はかるーむ 瀬尾さん)
土壌プロジェクトで採取した山梨県のデータを分析し、地形によってどこにどのように放射能が流れ込み沈着したのかが明らかになった。
平野部は少ない。山の上に放射性物質がある、移動過程に山岳がある場合、県内に入った放射性物質は、わずかな距離の間でその濃度を大きく低下させているのではないかと紹介した。




















「土壌プロジェクトの着地点、未来像」(事務局長 石丸)
当プロジェクトとしては、以下のスケジュールで一区切りし、無料測定を終えて揃えたデータで紙のマップの作成に取りかかる。
日本海側はまだ採取が進んでいないこと、あと1年弱でそれらの空白域の採取・測定に注力することを呼びかけた。


スケジュール:20171月末までに採取。
       2017年2月末までに測定を終える。
       20173月データ入力を終える。

*その後その時点迄に揃っているデータを「減衰補正」して基準日を統一した上でデータ解析や地図の作製等に取りかかります。

*なお、上記プロジェクト期間終了後も、通常の採取・測定(測定室ごとに価格あり)は継続します。測定そのものを打ち切るわけではありません。


空白域の確認方法: http://www.minnanods.net/soil/より
空白域を皆様に確認していただけるように、「空白域・採取完了」ボタンを実装しました。地域ごとに目標採取数を満たしているかどうか一目で分かります。
ピンクマリネリの表示=採取完了、青いマリネリ=採取地点が足りない地域を表します。


2)功労者への感謝
 個人で複数自治体に採取交渉を行い、57地点の採取を進めた山本さんに感謝状をお送りしました。


3)今後1年の目標:空白域に特化した土壌採取の具体的方策
   採取数2,500件を目指して ~新潟県の取り組み~


新潟県内の採取を進める計画について、あがの市民放射線測定室「あがのラボ」村上さんが活動内容を紹介。

人的ネットワークを活用し、直接会いに行って話をする機会を設けることで、関心を持ってもらい一緒に活動できるようになった事例を紹介していただきました。


4)ゲスト講演
「放射能の測定活動」や「データの見える化」について各分野でご活躍いただいている4人の方々にスピーチをいただきました。


●野口靖さん(インタラクティブ・フクシマ・プロジェクト)
3.11以降、情報が錯そうしていて何が本当なのか分からない中、放射線に関しても分かりやすく伝えるために、何ができるか考え、既に公開されている様々なデータを分かりやすく情報を伝えられるようなサイトをつくられたことをご紹介いただきました。
RADIATION&FOOD MAP in JAPAN
「ラビット博士の放射線講座」では、放射線についての知識を分かりやすく伝えられるよう考えた。http://interactivefukushima.org/lecture/

●和田秀子さん(ママレボ)
福島県内の小中学校周辺の土壌測定することにした経緯と結果について。空間線量と土壌測定結果が必ずしも一致せず、空間線量が低くても実際には汚染度が高いホットスポットである地点もあった。また少し離れただけでも測定数値が大幅に違うケースもあったことをご報告いただきました。






●田中キキさん(セーフキャスト)
世界規模のデータ提供活動、空間線量調査を通して思うこと
SAFECAST
市民による放射線(空間線量)計測とマッピング。4000万ポイントの結果を集積。
データはホームページからダウンロードして外部の方も利用できます。





●平井有太さん(土壌スクリーニング・プロジェクト)
福島で10万件の土壌調査をおこなって感じた葛藤とその意義
JA新ふくしま、生活協同組合、福島大学の連携による土壌スクリーニング・プロジェクトを紹介。
多彩な地図表現、2011年に福島大学が音頭をとりチェルノブイリ汚染のマップとの比較、経年変化、今後は野菜類の移行係数などもできたらよいとも。ふくしまを自分ごととして捉えていって欲しいということを伝えていただきました。


5)土壌プロジェクトを補完する新たな試み(高濃度検体への取り組み)
など


従来の土壌プロジェクトでは、マイクロホットスポットは同一地図上で表示・比較することはできないので、対象から除いています。
しかし実際にはマイクロホットスポットもあることは事実で、無視することはできません。そこで、データサイトの土壌プロジェクトとは別に、一定の採取方法で採取した高濃度検体の測定データ結果を掲載できるよう「ホットスポット インベスティゲイターズ フォートゥルース」と連携して準備を進めています。
土壌プロジェクトのマップとは別の形で、これらの汚染についての見える化、記録を進めていく予定です。


6)マリネリくんコラージュアクションのお知らせ

たくさんの方々からの応援メッセージや画像などを寄せていただき一同に掲載・閲覧できるページを作成予定。
3000人の仲間が集まると、3000のメッセージがちりばめられた「マリネリくんコラージュ」が完成する仕組みです。
東日本17都県にわたる土壌プロジェクト支援のための一口千円での募金と連動します。






*6月頃にお披露目予定。 その節は、ぜひご協力をお願いします。