2018年9月24日月曜日

【応援メッセージ】 柚木ミサトさん(画家)



    今日は「赤いつぶつぶ」などで有名な画家の柚木ミサトさんが、以前のクラウドファンディングでプレゼントしてくださった素敵なイラストに、素晴らしいメッセージを添えて、新たな表現を寄せてくださいました!
    柚木さんいわく「このまもろうって言葉とイラストの組み合わせは、あかいつぶつぶの絵でも、高江でも描いたし、いろんな問題に立ち向かう人たちをつなげたいと思ってて。これからもいろんなシーンで描いていくつもり」とのこと。
    みんなのデータサイトのマスコット「マリネリくん」が子どもたちと一緒に入っているこのイラストは、データサイトの宝物です。
    原発事故後柚木さんは、どこに住んでいても、どんなことが起きても、子ども自身が身を守り助け合えるように、子供の実践に役立つ放射線学習に注力されています。
    柚木さんのキャラクターの「きゅうりちゃん」を中心としたその絵とメッセージにはすべてのいのちにむけた大きな愛を感じます。ぜひ拡大して読んでくださいね。(イラストの下に文字起こしも掲載いたします)

    柚木さん、ありがとうございます!

    原発事故が起きてから。わたしは子ども用に
    放射線の勉強をするための絵を描きつづけています。
    子どもたちの得た知識が、心を支え必要なチカラになるようにと。

    その中であの「あかいつぶつぶの絵」が生まれました。
    大人たちがすべてをのりこえて子どもたちをまもれるように。

    知識を得た子どものようすを見て確信しました。
    しっかりと現実がわかれば、不安は行動するエネルギーに変わります。
    そして「測らないとはじまらない」のもわかりました。
    「らしい」「かもしれない」で話し合っても不安が大きくなるだけです。

    しあわせのために放射線を知ろう。

    測ると起きるいいことがたくさんある。
    ・安心できる場所が増えるよ。
     グレーだった景色がところどころ晴れてくる
    ・どこをそうじすればいいかわかるよ。
     行政にも計測と除染をお願いしやすい
    ・話し合ができるよ。
     数値をもとに具体的に話せる
    ・自分たちのチカラを知るよ。
     「無ければつくり出すチカラ」子どもたちに伝われ

    誰かの願いを叶えるために、誰かの願いを閉じなくても大丈夫。
    放射線に対する考え方がいく通りもある理由も、見えてくる。

    わかってくればアイデアがわくよ。

    東日本の土壌を測る、国家プロジェクトになるべき壮大な計画が
    それを読み解くための津式とともに本になる。
    この本が、不安を生きるチカラに変えていくようすを思うと
    とてもうれしい。
    わたしたちは、まだまだたくさんつくりだせる。
    どうぞ、おうえんしたい人は、できる方法でチカラをあわせてください。
    わたしたちの知恵とチカラは
    すべてをしあわせにするためにあります。

    たくさんの人があなたを愛していると、どうか伝わりますように。
    柚木ミサト+きゅうりちゃん


    柚木ミサトさんブログ 「1日1絵」http://www.mikanblog.com/



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    『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』書籍化クラウドファンディング 
    世界でも類をみない放射能汚染を起こした福島原発事故で放出された膨大な量の放射能がどのような状況になっているのか。
    17都県、3,400箇所以上の土壌を、のべ4,000人以上の市民と測定室が協力し、一箇所ずつ採取して集めた膨大なデータを、分かりやすく図説化して解説する書籍を出版しようというものです。
    引き続きシェア、ご支援のほどよろしくお願いいたします<9月28日まで>
    https://motion-gallery.net/projects/minnanods