2018年9月24日月曜日

【応援メッセージ】瀬戸大作さん(避難の協同センター・事務局長)



    『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』書籍化クラウドファンディングhttps://motion-gallery.net/projects/minnanods
    今日は原発事故後、パルシステム生協に勤務しながら、福島県会津若松市で仮設住宅におけるコミュニテイ支援活動などに取り組み、以降避難者の声に耳を傾け続け、2016年7月「避難の協同センター」設立、事務局長に就任された瀬戸大作さんからのメッセージです。
    瀬戸さんは、2018年7月から「反貧困ネットワーク」の事務局長にも就任され、とにかく弱い立場に置かれている方々に寄り添い続けていらっしゃいます。
    時に、命の危機にさらされている方と夜中に何時間も電話をするなど、おひとりおひとりに向き合うその行動力と思いには、本当に頭が下がる思いです。
    今後のマップ集を使った勉強会にも、一肌脱いでくださるとのこと! 
    瀬戸さん、ありがとうございます!!
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    区域外避難者への住宅無償提供が打切られ1年半が経過しました。家族を守る為に、汚染地域から自力で避難した皆さんが「経済的保障」もないままに苦しめられているのです。避難の正当性が否定されたのと一緒です。
    悔しい事に多くの避難者が避難者である事を隠すしかない、貧困と偏見差別とがあり、存在が忘れ去られています。
    「当事者性の欠如」原発事故被害が風化する要因のひとつに「他人ごと」があると思います。
    最近の講演では、みんなのデータサイトのホームページに掲載されている土壌測定データを使って、放射能汚染を説明します。あなたの住んでいる地域の土壌を見てみよう。関東だって汚染が続いている地域が多くあるんです。福島原発事故は福島の問題ではありません。私たちだって「当事者」です。
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    『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』書籍化クラウドファンディング 
    世界でも類をみない放射能汚染を起こした福島原発事故で放出された膨大な量の放射能がどのような状況になっているのか。
    17都県、3,400箇所以上の土壌を、のべ4,000人以上の市民と測定室が協力し、一箇所ずつ採取して集めた膨大なデータを、分かりやすく図説化して解説する書籍を出版しようというものです。
    引き続きシェア、ご支援のほどよろしくお願いいたします<9月28日まで>
    https://motion-gallery.net/projects/minnanods